Long Text

小さく小さく傷ついていくのどうか気付いて
わたしがここから居なくなったら幸せになってくれますか
貴方の言う青とわたしの言う蒼は違っていたけれど
いつだってそう、踏み切りで躊躇するんだ
貴方にわたしの答えなど分かりはしない わたしにも貴方の答えは分からない
そんなものはエゴのぶつけ合いだと嘆きながら
いくつ立ち止まっただろういくつ悩んだだろう
その手に掴めるものは多くない けれど少なくはない
鎖なんてとっくに切れてるのにねここから動けないの
ゆめものがたり けれど、あの頃それが全てだった

スポットライトの当てられたふたつの影
笑顔でさよならなんて まだ出来そうにもないよ
もしもなんてほしかったわけじゃないのよ
あの日に本音を言ったのは私じゃない、あなた
わたしの隣にあなたは居ない あなたの隣にもわたしはいない
あの頃僕らはまだ子供で(この世界は綺麗なものだと本気で信じていた)
ここに青い鳥は来なかったけれど(でも貴方が、いた)
ゆっくりとこのまま上って(そこに幸せがあるというの?)
それは始めから叶わない恋(ならどうすればよかったというの)
当たり前のように息をして生きること(それはそんなに大事なことだっただろうか)
世界が白黒であればいいのにと子供じみたことを願った

<3/Back/5>